「とりあえずここまでは生きていよう」という日を用意して過ごす

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手帳には予定だけでなく、意識して書き込んでいることがあります。それが、好きな本の発売日。

これは、中高生の頃から続くわたしの習慣です。

わたしにとって発売日は「ここまではがんばろう」と思えるひとつのご褒美なんです。


中高生のときは、テスト期間や受験勉強など、先の見えない大変なことを抱えていました。それらはがんばらなければいけないことで、でもただがんばるだけだとしんどくなってしまう。

そんなとき、好きな作家さんや追っている漫画の新刊が出る日を手帳に書き込んでいました。

「このテストが終わったらあの本が買える」「あと○日がんばれば発売日だ」と、その日を心の支えにして勉強を乗り切っていたんです。

小さな楽しみですが、効果は大きなものでした。心をすり減らして勉強している日々の中で、手帳に記入されたその日はわたしを励ましてくれました。


大人になった今感じているのは、人生は意外と長いということ。なんの節目ものなしに走り切るには長距離すぎるマラソンです。

自分でこまめに給水所を用意して栄養を補給しないと、走り続けることはできない。楽しみなしではゴールまで走り抜けられないと感じています。

だからわたしは、意識的に給水所を作る。発売日を手帳に書き込むという習慣は大人になった今も続けていて、これがわたしの人生というマラソンの給水所の役割をしてくれているのです。


今のわたしを支えてくれているのは、こんなものたちです。

  • 本や漫画の発売日
  • 友人との電話
  • イベント

予定だけでなく、こんな感じの「楽しみなこと」を意識的に書き込むようにしています。

手帳を開くと、そんなちょっとした楽しみがわたしを迎えてくれる。その日を確認して、あと○日だからそこまではがんばろうと決意する。その繰り返してここまで生きてきました。

具体例からわかるように、楽しみは本当に些細なことです。大きな目標や夢も時には必要かもしれませんが、日々の暮らしの中で大切なのは生活に根ざした小さなお楽しみ。

好きなものの発売日は、そんな人生の給水所にぴったりなちょうど良いご褒美になるんです。


遠い遠い未来のことを考えると、しんどくなるときがある。そんな日は目先の楽しみを目標に進んでいけばいいと思います。

「とりあえずここまでは生きていよう」という日を用意して、人生という長いマラソンをわたしは今日も走り抜けます。

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