毎日をなんとなく生きていると、つい忘れがちなことがあります。それが、感謝をするということ。
当たり前のことに対する感謝はついおろそかにしがちですが、意識して感謝の気持ちを感じることで心に良い影響があると感じています。
不足ばかりの日々
以前のわたしは、ないものばかりを数えていたように思います。
心と身体の調子が整わず、体調のすぐれない毎日の中で、どうして自分ばかりこんな目にあうのかと不満を垂れ流していました。
実際に自分には足りないものばかりだと思っていたし、このままじゃだめだと現状を受け止められていませんでした。
「感謝する」ことを始める
そんな中で、本を読んだり人から話を聞いたりするとたびたび登場したのが「感謝することの大切さ」。
最初は気にも止めていなかったけれど、何度もわたしの前に現れて大事だよと言われる。繰り返しその重要さを目にするうちに、半信半疑ながらもとりあえずやってみるかと思うようになりました。
わたしがとりあえず始めたのは、1日の中で感謝する時間を取ること。本などには「ノートに書き出す」などの方法も紹介されていましたが、続けることが大事だろうと寝る前に思い浮かべるだけからスタートしました。
感謝するのは、何か特別なことではなく、当たり前だと思っていることに対して。
- 朝起きれたこと
- ごはんがおいしく食べられたこと
- 夕食を作れたこと
こんな些細なことを、ありがたいと感謝しながら思い浮かべます。
たとえ調子が悪くてごはんが食べられないときでも、水は喉を通ってありがたい、とか。究極、今日も生き延びることができてありがたい、なんて日もあります。
感謝を始めてからの変化
感謝の時間を持ち始めてから、意識がほんの少しずつですが変わっていることを感じています。
何より、自分がいかに不足ばかりを見ていたかをまざまざと突きつけられています。
1日、あれやこれやと心に不足を募らせて過ごした日。夜に「今日感謝できることは何かな」と考えてみると、ああ、わたしは日中良くない心の使い方をしていたなと気づくのです。
また、日中の過ごし方にも少し影響が出ている気がします。
夜に感謝することを探すとわかっているからか、「今のうちに覚えておこう」と小さな良い出来事に目が向くようになりました。
散歩中に見たきれいな花や、おいしかったおやつ、家族との何気ない会話。以前なら見過ごしていたようなことも、「今日の感謝のひとつになりそうだな」と感じることがあります。
以前は「今日は何もできなかった」と落ち込むことがよくありました。しかし感謝する時間を持つようになってからは、「何もできなかった日」でも探してみれば感謝できることが見つかります。
ごはんを食べられたこと、ゆっくり休めたこと、家でのんびり過ごせたこと。そうした当たり前の出来事を思い返すことで、少しだけ自分を責める気持ちがやわらぐようになった気がします。
最近は、寝る前に思い浮かべる以外に日記にも感謝を綴るようになりました。

日記と言っても、その日やったこととよかったことを箇条書きで書き出すだけの簡単なもの。
だけど効果は絶大で、今日やったことを客観的に見ることができるようになっている気がします。
おわりに
感謝する癖がついた、とはまだ言えません。普段はまだまだ不足不満ばかりを心に浮かべてしまっています。
でも、意識して感謝の時間を取ることで、それをリセットすることができると感じています。大切なのは忘れないこと。寝る前に「今日はどんな日だったかな」と思い返すことがわたしにとって良い習慣となっています。
自分が今すでに持っているものに目を向けて心穏やかに。この新しい習慣を長く続けていきたいと思っています。

