最近立て続けにあった、うれしい出会いの話。
自分では選ばなかったけど
それは、とり五目おにぎりとバターフレーキ。偶然どちらも食べ物だけど、共通しているのは出会ったきっかけが「人に選んでもらった」ということです。
とり五目おにぎりは、祖母がコンビニで昼食にと買ってきてくれたもの。わたしも目にしたことはあったけど、なぜか選択肢に入ったことすら一度もありませんでした。
バターフレーキは菓子パン。夫に甘いパン買ってきてと頼んだらこれが来ました。そのときは「自分では絶対に選ばないやつだ」と思ったし、正直ちょっとがっかりもした。
しかしどちらも、食べた瞬間に世界が変わりました。
あえて大袈裟な言い方をしたけれど、それくらい自分にとって衝撃だったんです。どちらもとても好みな味だったから。そして、知らぬ間に自分で自分の好みを決めつけていたことに気づいたから。
他人に選択を委ねてみる
で、これって食べ物に限った話じゃないなと。
- 食べ物
- 本
- 音楽
- 人
- 仕事
- 趣味
…とか何でも。これは好きじゃないだろうとか、これは自分に合わないだろうとか向いてないだろうとか。自分のことは何となくわかった気になってるから、そういう判断を疑うこと自体あまりないんですよね。
思い込みや決めつけに気づくことは難しい。そこで他人の視点ってけっこう大事なのかもな、と思ったわけです。
視界にすら入っていなかった食べ物がどストライクだったように、今まで知らず知らずのうちに逃してきた選択肢はたくさんあるはず。もちろん、そのすべてを掬うことは不可能です。だけど、出会えたら最高の体験ができた!なんてものも中にはあるんじゃないかな。
そういう素敵な出会いや発見のために、たまには他人に選択を委ねてみるのもおもしろいかも。そんなことを考えている今日この頃です。
おわりに
わたしは割と頑固で、こうと決めたら人の意見なんてガン無視してしまうことも多くて…自分のスタンスをちょっぴり反省する経験にもなったかも。