便利でデザインもかわいいフィルム付箋は私の必需品。普段から手帳などによく使っています。
しかし、フィルム付箋には1つ問題が…それはペンによって相性の良し悪しがあるということです。
付箋には直接書き込みたい場面も多いため、今回フィルム付箋と相性の良いペンを探してみました。
フィルム付箋に書けないペンとは?
まず、フィルム付箋と相性の悪いペンから見ていきます。
フィルム付箋の素材はプラスチック。表面がツルツルしているため、水性インクは弾いてしまうようです。
- 水性ボールペン
- ゲルインクボールペン
- サインペン
以上のペンは、フィルム付箋に書いてもインクが弾かれてしまいます。そのため、手でこすったりするとすぐ滲んでしまいます。
実際に書いてみたところ、文字は書けるものの…そもそもインクが乾ききらない!
長時間待って乾いたように見えても、指でこすってみるとサーッと汚れてしまいました。
つまり、フィルム付箋と相性が良いのは油性インク&鉛筆です。
次項からフィルム付箋にしっかり書けるおすすめのペンを紹介していきます!
おすすめその① 油性マーカー
濃くハッキリとした文字を書きたい場合は、油性マーカーがベスト。インクのノリが良く、フィルム付箋にもサラサラと快適に筆記できます。
その代わり、細い線を書くのには向いていないのが難点ですね。
また、油性マーカーは普段使いのペンではないので、フィルム付箋に書くために用意することになると思います。
- 筆箱を携帯している
- 濃くハッキリと文字を書きたい
こんな方は油性マーカーを使用するのがおすすめです。
どの商品でもちゃんと書けますが、小さなフィルム付箋にも使いやすいおすすめのマーカーは以下の3つ。
ゼブラ マッキー
言わずと知れた油性ペンの代表格。1本で太さが細字・極細の2種類選べるのが嬉しいポイントです。
幅の狭いフィルム付箋に書くときは極細、目立たせたいときは細字と使い分けています。
▼より細かく書きたい場合は「超極細」がおすすめ。
uni PIN
uni パワフルネーム
名前の通りパワフルな書き味を誇るこちらの油性マーカー。使用してみたところ、濃くクッキリと書けてかなり満足しています!
こちらも細字・極細と2つのペン先があるため、使い分けもできます。
フィルム付箋だけでなくマスキングテープなどのインクをはじきやすいものにも書けるので、マルチに活躍してくれるペンでした。
おすすめその② 油性ボールペン
「油性マーカーなら書けるのはわかるけど、わざわざ用意するのは…」私と同じくそう考える方も多いはず。
やはり、普段ノートや手帳に使っているペンがフィルム付箋にも使えるのが1番便利です。
その場合は油性ボールペンがおすすめ。サラサラと滑らかな書き心地が人気で、普段から愛用している方も多いですよね。
また、ボールペンならマーカーよりも格段に細い文字を書くことができます。幅の狭い付箋に書き込みたい場合に便利!
- 普段使いのペンを使いたい
- 小さなスペースに細かく書き込みたい
そんな方には油性ボールペンがぴったりです!
それでは、フィルム付箋におすすめの油性ボールペンを4種類ご紹介していきます。
uni ジェットストリーム
油性ボールペンの中でもかなりの人気を誇るのがこのジェットストリームです。
まるでゲルインキのような滑らかな書き味のファンも多いこちら。初めて使ったときは、今まで使ったことのあるボールペンとの書き味の違いに驚きました。
ゼブラ スラリ
スラリは油性ボールペンの中でもちょっと特殊で、油性と水性を混ぜ合わせた独自開発のエマルジョンインクを使用しています。
そのため、油性のしっかりした手ごたえと水性のさらさらした軽さを兼ね備えた独特の書き味を生み出しているのです。
その上価格も1本100円とお手ごろなので、ガシガシ使っても大丈夫!
PILOT アクロボール
独自インク「アクロインキ」を採用しており、濃くはっきりとした書き味が特徴です。
低粘度でなめらかな書き心地なのもアクロインキならでは。くっきりとした文字が書きたい方はこちらがおすすめです!
ぺんてる ビクーニャ
このペンに使われている「ビクーニャインキ」は超低粘度で、なめらかな書き心地を実現しています。
ボディのカラーも豊富で、持っているのが楽しくなるボールペンです。
PILOT マルチボール
油性ボールペンに紛れて登場したこのマルチボール。ガラス・金属・プラスチック(もちろん紙にも)と何にでも書ける”マルチ”なヤツです。
しかし実はこれ、水性インクなんです!
最初にずばりと述べたとおり、基本的にフィルム付箋は水性インクを弾いてしまいます。でもマルチボールだけは例外。ツルツルとしたところでもしっかり書けて滲みません。
ただし、最も細い「細字」でもそこそこの太さがありますのでご注意を。
おすすめその③ 鉛筆
まとめ
私は油性マーカーと油性ボールペンを場合によって使い分けています。
- ちょっとしたメモ程度のときは油性ボールペン
- 目立たせたいときは油性マーカー
ハッキリ濃い書き味か、細かく書きやすい細さか。どちらも便利なので、使うシーンや好みに合わせて選んでみてくださいね。