社会人は万年筆とボールペンどっちを持つべき?ビジネスに必要なのは?
突然ですが、あなたは会社でどんな筆記具を使っていますか?
一般的に使っている方が多いのはボールペンでしょう。
しかし、万年筆も根強い人気を誇っています。
これから就職する方や、仕事でちょっといい文具を使いたいと思っている方は、筆記具選びで悩むことが多いようです。
特に社会人として恥ずかしくない高級ペンをお探しの方は、高級ボールペンと高級万年筆どちらを購入するか迷いますよね。
万年筆は持っているだけで大人としての品格が出そうですし、ボールペンは機能面で勝っている気がするし…
万年筆にもボールペンにもそれぞれ利点や欠点があります。
その特性を知ることで、どちらがビジネスシーンに最適かがわかると思います。
そこで今回は、社会人は万年筆とボールペンどちらを持つべきか徹底検証!
両方のメリット・デメリットを比較して考えていきますよ(/・ω・)/
ボールペンの特徴
まずはよりなじみ深いボールペンの特徴から見ていきましょう。
ボールペンと一言で言っても、その種類はピンからキリまであります。
ビジネスシーンで使うならある程度高級感のあるものがおすすめなので、今回はボールペン=高級ボールペンとして書いていきますね。
メリット
気軽に使うことができる
ボールペンは万年筆と比べて気軽に使うことができます。
ほとんどの方が使ったことがあると思いますが、扱いにコツがいりません。
万年筆は筆記の際にペン先の向きや角度まで気にしなければならないので、それと比べると格段に楽に書けます。
手入れが不要
当たり前ですが、特別なお手入れが必要ありません。
インクがなくなったら交換するくらいでしょうか(笑)
油性インクは耐久性がある
万年筆で使われるインクの大半は水溶性です。
そのため耐久性に少し不安があります。
その点ボールペンなら、油性インクのものを選べば耐久性に優れています。
大事な書類などに書く際にも安心です。
デメリット
書き味は安価なものと変わらない
高級ボールペンと言えど、実は書き味は安いものとあまり変わりません。
最近のお手頃価格なボールペンの性能が高いのかもしれませんが、値段が5倍だからといって5倍なめらかに書けるというわけではないようです(笑)
そのため、高級ボールペンはあくまで高級感が大事なのであり、書き味を求め過ぎないほうがいいと思われます。
社会人としていかにもリーズナブルなボールペンを使うのはちょっと…という場合に、高級ボールペンを使うのがいいでしょう。
▼社会人におすすめのボールペンはこちら
[blogcard url=”https://bluelog-note.com/businessball-837″ title=”社会人におすすめのボールペンまとめ!ビジネス向けの高級ブランド5選”]
[ad#co-2]
万年筆の特徴
次に万年筆の特徴を見ていきます。
ボールペンと比べて、万年筆はあまりなじみがないという方が多いと思います。
万年筆はボールペンとどう違うのかといった点を中心に紹介していきます。
メリット
弱い筆圧で書ける
万年筆には筆圧はそもそも必要ありません。
紙の上でペン先を滑らせるようにして使います。
そのためある程度の筆圧が必要なボールペンと比べて筆記がとても楽で、長時間使っても疲れにくいのが特徴です。
たくさん文字を書く場合などには最適ですよ!
字がきれいに書ける
とめやはらいなどを表現できるため、日本語をよりきれいに書くことができます。
これはペン先が柔らかさを持っているためであり、ボールペンにはない魅力です。
また、使い込んでいくうちにペン先が自分仕様に変化していくのも書きやすさのポイント。
自分だけのペンという感覚を味わうことができます。
長年にわたって使用できる
万年筆はきちんとメンテナンスすることで半永久的に使い続けることができます。
そのため愛着がわきますし、1度お気に入りのものに出会えればずっと使うことができるんです。
デメリット
インクが乾燥する
長期間使用しないとインクが乾燥して出なくなってしまいます。
ビジネスシーンで使用する場合、何か月も使わないことはないかもしれませんが…
1度乾燥してしまうと、お手入れが必要になり手間がかかります。
ただし、長期間使用しなくても大丈夫な特殊な構造の万年筆もあります。
プラチナの#3776センチュリーは「スリップシール構造」を採用しており、1年間使用しなくてもインクが乾燥せずすぐに書きだすことができるというもの。
たまにしか使わない方はこちらを選べば大丈夫でしょう。
衝撃に弱い
万年筆は作りが緻密なため、ボールペンと比べて衝撃に弱いのが難点です。
普通に使う分には全く問題ありませんが、耐久性を求める方には向いていないでしょう。
複写紙には使用できない
「筆圧が必要ない」というメリットを上げましたが、これはデメリットにもなりえます。
というのも、複写用紙に使用することができないからです。
万年筆は筆圧をかけるとインクがたくさん出てしまいます。
複写紙に記入する際には万年筆のほかにボールペンを用意する必要があり、仕事で使うペンを万年筆1本に絞ることは難しいのです。
キャップの開け閉めが手間
万年筆の多くはキャップ式です。
ボールペンのようにノック式ではないので素早く筆記に移ることができないのは欠点かも知れません。
特にキャップがねじ式のものは何度も書く場面だと相当めんどくさいと思います。
ただし、ノック式の万年筆も存在します。
万年筆を使いたいけどキャップ式は面倒!という方にはとってもおすすめです。
▼社会人におすすめの万年筆はこちら
[blogcard url=”https://bluelog-note.com/businessmannenhitsu-840″ title=”社会人におすすめの万年筆まとめ!ビジネス向けの高級ブランド5選”]
万年筆とボールペンどちらを持つべきか?
以上のように、ボールペンと万年筆どちらにもメリットとデメリットが存在します。
職種によって筆記具に必要な機能は変わってきますし、一概にどちらがいいということは難しいです。
しかし、あえてどちらかをおすすめするとしたら…ボールペンですね!
理由は「扱いやすさ」です。
ボールペンは扱いにコツがいらず、どなたでも使いこなすことができます。
ビジネスシーンではスピードを求められることも多いと思うので、筆記に集中しなければならない万年筆だけでは少し大変かもしれません。
また、ボールペンはどんなシーンでも使うことができます。
万年筆は上記の通り複写用紙には使用できないなど、使える場面が制限されることも…
ボールペンなら1本持っておくだけで済むので、万年筆かボールペンどちらかを選ぶとしたらボールペンをおすすめします。
ただし、万年筆を否定するわけではありません。
上記のように長時間の筆記に向いていますから、お仕事内容によっては万年筆のほうが向いている場合もあります。
個人的には「書くこと自体を楽しみたいとき」に万年筆は向いています。
仕事に限定せず生活のあらゆる場面で使う筆記具として万年筆は最適ではないでしょうか。
それぞれのメリット・デメリットを比較して、あなたの仕事内容にあった筆記具をお選びください!
まとめ
- 扱いやすさで選ぶならボールペン!
- 書くことを楽しむなら万年筆!
- 仕事内容に合わせて選ぼう!
ちなみに私は、普段はボールペンを使っていますが、考えたことなどをノートにまとめるときには万年筆を使っています。
ボールペンのほうが乾きが早く使いやすいのは確実なんですが、万年筆のほうが「書く」という行為に集中することができるんですよね。
余談でしたが、そんな感じです(笑)
このページがあなたの参考になれば幸いです。
読んでいただきありがとうございました!