【感想】益田ミリ『僕の姉ちゃん』は共感できてクスッと笑える日常漫画

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こんにちは、あおい(@aoironote16)です。

益田ミリさんの漫画やエッセイが好きです。

読みたくなるのは、ちょっと心が疲れているなと思ったとき。

益田さんの描く世界は優しくて、ときどきハッと気づかされることも多いんです。

『僕の姉ちゃん』も、だから手にとったのかもしれません。明るい姉とそれに翻弄される弟の楽しい漫画でした。

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『僕の姉ちゃん』あらすじ

ファッション誌は立ち読みで済ませ、エクササイズ本は一回やっておしまい。「ゴミの日に捨てるもんある?」と問われれば「あるある、がんばりすぎる心」と即答。絶妙に軽や かなベテランOL姉ちゃんが、新米サラリーマンの弟を前に繰り広げるぶっちゃけトークは恋と人生の本音満載、共感度120%。

出典:https://www.gentosha.co.jp/book/b11469.html

両親の海外赴任で束の間の2人暮らしをすることになった、姉と弟のお話。全編ほとんどが2人の会話で構成されています。

家族とはいえ2人とも社会人、いい大人なので、それぞれが自分の生活を送っています。

しかし、夕食後のちょっとした時間に交わす会話はなんだか楽しい。

親子でもない、友達でもない。姉弟という関係だからこそできる絶妙なおしゃべりがこの漫画の魅力です。

私の共感ポイント

内容紹介にも書かれている通り、「共感」がこの漫画のポイントの1つかなと思います。

私自身も、読んでいて「わかる〜」と感じることがしばしば。

本書の中から特に気になったポイントをいくつかあげてみます。

姉弟の関係性

姉と弟の会話劇がメインの本書ですが、2人の力関係が絶妙でつい共感しちゃいました。

というのも、私にも3つ下の弟がいるんです。

姉というのはなぜか強いもので、弟はいつも振り回されて苦労するもの。恥ずかしながら、私も弟に対しては小さい頃から権力を振りかざしてきました…

この『僕の姉ちゃん』の2人も例に漏れず、姉に遊ばれ気味の弟。

読んでいるとちょっと不憫になってきますが、姉の言うこともあながち間違っていないからしょうがない。

あんたってどこまでも月並みだわねえ

なんて言われながらも、人生の先輩である姉の言葉をちゃんと聞く。

弟というのはかわいい生き物だなあ、と思ったのでした。

弟は弟で、姉の生態を不思議がっているようで。2人の関係がおもしろいのです。

姉の価値観

おしゃべりな姉が弟に話す内容が、またちょっと興味深い。

私が1番ぐっときたのが、「捨てたいもの」の話。

「姉ちゃん、明日ゴミの日だけど捨てるもんある?」

「あるある がんばりすぎる心」

(中略)

「人ってさ〜「捨てた」って確認できると安心するんだよ」

確かに、目に見えないものを手放すのって簡単なことじゃないですよね。ちょうどくよくよと悩んでいたので(いつものことですが…)、わかるなあと思いながら読みました。

まとめ

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  • 姉弟の会話劇を楽しむ漫画『僕の姉ちゃん』
  • 姉と弟という関係が絶妙で共感できる

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姉と弟、2人のおしゃべりに自分も参加している気分で楽しく読みました。

お姉ちゃんとしての立場で共感しながら読むもよし、弟の目線で姉の話に聞き入るもよし。

それでは、あおい(@aoironote16)でした!

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