犬派か猫派か…一見相入れない2つの派閥だが、その垣根を超えて犬猫どちらとも一緒に暮らしている方々も意外といるそうな。
漫画『犬と猫どっちも飼ってると毎日たのしい』の著者である松本ひで吉さんもその1人。
わたしは自他共に認める生粋の犬派だけれど、猫も大好き。犬を飼いたいという気持ちが強いだけで、猫には猫の魅力がありますよね。
そんなわたしがこの漫画のタイトルを初めて目にしたとき、まず浮かんだのが「そりゃそうだろうな!」という激しい同意でした。
そんな犬猫ハッピーライフを描いた漫画、読まんわけにはいかんでしょう!
『犬と猫どっちも飼ってると毎日たのしい』はこんな漫画
『犬と猫どっちも飼ってると毎日たのしい』を一言で表すと、犬と猫を飼う作者のゆかいな日常漫画。
作者の飼う2匹は、わたしが抱く「犬」「猫」のイメージそのものでした。
犬くんはとにかく明るい性格。飼い主のことが大好きで、どんなことでも楽しめちゃう子。失敗したら自らシュンと反省しちゃって怒るに怒れないところもかわいい。
一方、猫さまはクールでマイペースな孤高の存在。飼い主とは程よい距離感を保ってます。いたずらがバレても悪びれることのない強い子。
もちろん犬や猫の性格には個体差がありますが、あくまでわたしが思う「ぽさ」ということで。実際、作者もよその子にあって性格の違いに驚くシーンがありました。
それでも、松本家の日常を見ていると「犬猫との暮らし」がなんとなくイメージできて楽しい!
犬と猫どっちも飼ってると、テンションのアップダウンが毎日たのしい。 pic.twitter.com/DlBa4pTMYb
— 松本ひで吉 (@hidekiccan) February 2, 2020
各話は犬と猫を対比させるエピソード形式となっていて、2匹の極端な違いっぷりに思わず笑っちゃいます。
だいたいが、
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- 犬くんのポジティブほんわかエピソードに癒される
- 猫さまの極道っぷりに突き落とされる
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という流れ。これが妙にクセになるのです…
ここで、松本家の犬猫それぞれの性格をよく表している好きなエピソードを1つ。作者が長期間家を開けたときの反応の違いについて。
犬くんは帰ってきた作者にすぐさま嬉しそうに寄ってきてくれる。自分が帰宅してこんなに喜んでお出迎えしてもらえたら最高だろうな〜とにまにま。
一方、猫さまはがっつりスルー。おおう、やっぱクールなんだな…と思いきや、どうやら作者の帰宅直前にそわそわと様子を伺っていたそう。なにそれかわいい!
犬猫とのリアルな生活を垣間見れる
この『犬と猫どっちも飼ってると毎日たのしい』では、タイトル通り楽しい日常が多く描かれています。でもペットを飼うには、単純に「楽しい」だけでは済まないこともやっぱりたくさん。
トイレを失敗することもあるし、家のものをいたずらされることもあるし。これはある程度覚悟しておかないとツライ気がします。
でも、この漫画ではそんなドタバタさえもゆかいに描かれています。作者が本当に動物が好きで、そんなちょっと大変なお世話でさえ楽しんでいることが伝わってくるのが良い!
犬猫をただ愛でるだけでなく、リアルな生活の様子まで伝わってくる部分もあって興味深かったです。
[ad#co-2]まとめ
わたし、将来犬を飼うことをけっこう真剣に検討しています(予定は未定だけど)。
だからこの漫画を読んだ理由には「犬との暮らしがどんなものか知りたい」という気持ちもあったんだけど、なかなか参考になりました。
ただし、もれなく猫も飼いたくなります。なんと罪深い漫画か…!
もちろん、純粋にコミックエッセイとしても最高でした。犬くんと猫さんの奇想天外な行動に笑えて癒されます。犬も猫も飼う予定ないよって方にも強くおすすめ。
それでは、あおい( @aoironote16)でした!