2019年9月13日放送のNHK番組「チコちゃんに叱られる!」にて、7歳の男の子からのお便りが紹介されました。その内容がこちら。
「ぼくのお母さんもおばあちゃんも、買い物の時間がとても長いです。どうしてですか?」
この質問(というより切実な相談)への回答が、女性であるわたしにとっても興味深いものだったので紹介します。
また、そんな長い買い物に男性はこう付き合ってほしい、という個人的な要望も合わせて書いてみます。
男性諸君は参考に…なるかは不明だけど、こんな考えもあるんだ〜と軽い気持ちで読んでみてください。
女性の買い物時間が長い原因は「脳内ホルモン」
一般的に、女性は買い物にかける時間が長いもの。特に、洋服など自分の趣味嗜好に関わるものだとその傾向が強い気がします。
わたしも例に漏れず、ショッピングには時間をかけちゃうタイプ。迷っていると平気で数時間が過ぎているんですよね…
一方で、男性は目的のものだけをパッとと購入してサッと帰るイメージがあります。
実際、わたしの夫も買い物にかける時間は必要最低限。店頭で「どれにしようかな〜」と考え込む姿は見たことがないかも。
番組によると、この男女間の違いは脳にあるとのこと。
女性は買い物をしているとき、脳内にあるホルモンが出ているらしいんです。
快楽ホルモン「ドーパミン」
女性が何を買おうか迷っているとき、脳内にはドーパミンが放出されます。
ドーパミンは、別名「快楽ホルモン」。つまり、女性は買い物で迷うこと自体に快感を覚えるということです。
具体的には、その商品を身につけた自分を想像したりすることが快楽となるそう。
確かに、お店でどれを買おうか考えているときは高揚感があります。ときめく商品がたくさんあるとき、それらを購入した未来を想像するとワクワク。
ただし、お店から一歩出たらスッと冷静になるんですけどね。不思議。
幸福ホルモン「セロトニン」
こうして迷いに迷って選んだ商品を買ったあと、脳はセロトニンで満たされます。
こちらは、「幸福ホルモン」として有名。買うという行為自体にも喜びを感じるようです。
この解説にも同じく納得。わたしも、買い物のあとは「いいものを買えた!」という満足感で幸せになります。
つまり女性は、
[list class=”li-chevron li-mainbdr main-c-before”]
- 店内を見て回る
- 何を買うか迷う
- 決定して購入する
[/list]
という買い物におけるすべての行程を楽しんでいると言えるようです。
結論:女性の買い物時間を短くさせるのは無理
というわけで、「女性の買い物が長い」という相談に対して番組で出された結論は「あきらめよう」でした。
これには思わず笑ってしまったけど、理由を知ると確かにどうしようもないかも。
男性のみなさん、すみません。
[ad#co-2]女性の買い物に付き合うときの3つの心得
女性の買い物が長い理由が判明しても、男性にとって苦痛であることに変わりはありません。
でも、せっかく一緒に出かけるならばお互いに楽しく過ごせるのが理想。
そこで、女性の買い物に付き合うときのポイントをわたしなりに3つ提案してみます。
[list class=”ol-circle li-mainbdr main-bc-before”]
- 「仕方なく付き合っている」オーラを出さない
- 相談されたら自分なりの意見をハッキリ言う
- 急かさず気長に付き添う
[/list]
最初に触れた通り、わたしたち夫婦には典型的な男女差アリ。2人で買い物に行くと、長時間連れ回してしまうことがほとんどです。
しかし、夫は付き合い方が上手。おかげで、お出かけはいつも楽しい時間となっています。そして自分も楽しかったと言ってくれる。神。
そんなわけで、提案するポイントは「こうしてくれてうれしかった」という実体験を踏まえました。
[alert title=”ATTENTION”]
個人的な意見に過ぎないので、すべての女性に当てはまる話ではありません。あくまで参考程度に読み流してみてくださいな。
[/alert]
①”仕方なく付き合っている”オーラを出さない
服屋さんや雑貨屋さん、スーパーなど、女性側の用事で訪れたお店は男性にとって退屈かもしれません。
でも、一緒に店内へ入るなら「仕方なく付き合っているオーラ」は出さないよう気をつけてほしい!
つまらなそうについてこられると、連れ回す側も微妙な気分に。お互いによい気持ちはしないはずです。
真剣に付き合って!とまでは言いません。でも、少しだけ興味を持ちながら見ていてくれるとうれしいな、と感じます。
さらに、どうしても疲れたときは別行動を提案するのも全然OKです。
わたし自身、買い物に熱中しすぎて時間を忘れることも。「休みたい」と申告してもらえると、時間に気づけてありがたい場合もあったり。
②相談されたら自分なりの意見を言う
買い物をしながら、夫に意見を求めることがあります。例えばこんな感じのこと。
[list class=”li-chevron li-mainbdr main-c-before”]
- この服、どっちの色がいいかな?
- 試着してみたけど似合う?
- 今日の夕食に食べたい食材とかメニューはある?
[/list]
ささいな質問ばかりですが、適当に答えられるのは悲しいもので。
買い物中の相談は「正解」を求めているわけじゃないんです。何を買おうか迷うことは女性にとって快楽ですからね。
なにか質問されたら、「自分はこう思う」程度でいいので何か答えてくれると助かります。
[memo title=”MEMO”]
ただ、その答えが採用されるとも限らないのが申し訳ないところ。男性側の意見を踏まえつつも、最終決定を下すのは自分なんですよね。
「せっかく意見したのに」と思うかもしれないけど、どうかお許しを…!
[/memo]
③急かさず気長に付き添う
自分に関係ない買い物に長時間お供するのは、めんどくさいです。それはちゃんとわかってるんです。
でも「一緒にお店を回りたい」という思いがあるから、ついてきてもらっているわけで。
番組での結論と同じだけれど、ある程度あきらめて気長に付き合ってもらえたらと思います。ごめんね!
ちなみに、「まだ?」と急かすのは逆効果かも。わたしの場合ですが、焦ると判断力が鈍ってよけい時間がかかったりします。
[ad#co-2]まとめ
では、最後にもう一度「女性の買い物が長い理由」を振り返り。
[list class=”li-mainbdr strong”]
- 何を買おうか迷っているとき → ドーパミン(快楽ホルモン)
- 買い物した後 → セロトニン(幸福ホルモン)
[/list]
そもそも男女で脳の仕組みがちがう、ということみたいですね。
そして、女性の買い物に付き合う際の心得はこちら。
[list class=”li-mainbdr strong”]
- 「仕方なく付き合っている」オーラを出さない
- 相談されたら自分なりの意見をとりあえず言う
- 急かさず気長に付き添う
[/list]
女性と男性では、買い物に対する認識が根本的にちがうということをお互いに理解しあって、楽しい時間を過ごせたらいいなと思います。
もちろん、女性側の配慮も必要。感謝の気持ちを忘れないようにしたいものです。
夫よ、いつもわたしの買い物に付き合ってくれて本当にありがとね。
それでは、あおい( @aoironote16)でした!