こんにちは、あおい( @aoironote16)です。
心理療法として注目され、今や企業でも取り入れられている「マインドフルネス」。一言で表すなら”今”という瞬間を意識的に生きている心の状態のことです。
現在、マインドフルネスに関する書籍も数多く出版されています。
それを参考にしてきた私がマインドフルネスをイチから理解し実践する上で役立った4冊をご紹介。
まずは1冊、目的に合ったものからどうぞ!
マインドフルネスのおすすめ本4選
今回紹介するのは、マインドフルネスを知るために最初に読むべき本。初心者の方が入門編としても読めるものです。
本ごとに特色があるので、それを踏まえて目的別に紹介していきます。
[list class=”li-chevron li-mainbdr main-c-before”]
- 疲れた心と体を休めたい
- 仕事を精力的にこなしたい
- 本格的に取り組みたい
- うつ・不安障害を治したい
[/list]
入門編として今回の4冊を選んだ基準は以下の2点。
[list class=”li-check”]
- 抽象的な記述が少ない
- 具体的な実践方法が書かれている
[/list]
「マインドフルネス」は心の状態を表す言葉なので、ともすると感覚的でふわっとした解釈になりがち。
しかし今回選んだ書籍では、科学的にわかりやすく解説されており理解しやすいはずです。
また、いずれも実践方法が詳しく書かれています。マインドフルネスは実践ありきなので、この点も大切。
[memo title=”MEMO”]
最初から4冊すべてを読む必要はありません。むしろ、1冊をじっくり読んだ方が理解しやすいかと思います。
まずは自分に合っていそうな本を選んでみてくださいね。
[/memo]
疲れた心と体を休めたい
『心と身体の正しい休め方』の著者は、精神科医であり禅僧というちょっと変わった肩書きの持ち主。
本書では、マインドフルネスを基本とした心と身体の休め方をわかりやすく解説されています。
私たちが感じる「疲れ」には、「身体の疲れ」「脳の疲れ」の2種類が存在します。
いくら身体を休めても、原因が脳にあると疲れは取れないまま。逆に、脳が活動を続ける限り疲れは蓄積していきます。
そんな「脳の疲れ」を取るのに適した方法としてマインドフルネスが適しているのです。
[list class=”ol-circle li-mainbdr main-bc-before”]
- マインドフルネスを実践する
- 自分を上手にコントロールして、自己肯定感を上げる
[/list]
この2つの観点から「脳の正しい休め方」を解説。実践編として41種類の方法が紹介されています。
[list class=”li-beige shadow”]
- 呼吸に集中する
- ゆっくりと変化を感じながら食べる
- 「歩く瞑想」をする
[/list]
など、マインドフルネスを日常の動作に取り入れたものをはじめ、手軽に行えるものばかり。
あたたかい文体とわかりやすい説明で、疲れた心にも優しく読みやすい1冊です。
[list class=”stitch-blue”]
- 慢性的な疲れに悩まされている
- 休んだつもりでも疲れが取れない
- マインドフルネスを日常生活に取り入れたい
[/list]
[ad#co-2]仕事を精力的にこなしたい
研修プログラムとしていち早くマインドフルネスを取り入れた企業、Google。そのプログラム「サーチ・インサイド・ユアセルフ(SIY)」を担当した社員による本です。
Google社で実際に行われているプログラムをもとに書かれていて、これからマインドフルネスを学ぶには最適な1冊となっています。
著者は元エンジニアであり、とても理論的に書かれているのも本書の特徴。抽象的な表現がほぼ無く、科学に基づいた説明がなされています。
その他にもシーン別のエクササイズが収録されているなど、読んですぐ実践できる点もおすすめポイントの1つ。
また、Google社内での研修プログラムが元であることからビジネスパーソンにより特化した内容ともいえます。
最短2分からでOK。忙しい中でも取り組みやすいプログラムによって、仕事のパフォーマンス向上も期待できます。
[list class=”stitch-blue”]
- 仕事のパフォーマンスを上げたい
- より科学的にマインドフルネスを理解したい
[/list]
[ad#co-2]本格的に取り組みたい
『マインドフルネスストレス低減法』の著者であるジョン・カバットジンは、マインドフルネス研究の第一人者。
自身が運営するストレスクリニックでの事例を交えながら、マインドフルネスの概念と必要性を解説しています。
ちなみに、私が最初に手にしたのはこの本でした。
マインドフルネスをきちんと理解するなら読んでおきたい、まさに教科書的な存在の1冊。
また、本書には「マインドフルネス瞑想法」8週間プログラムが紹介されています。
プログラム内容は以下のエクササイズを組み合わせて作られています。
[list class=”li-beige shadow”]
- 呼吸法
- 静座瞑想法
- ボディスキャン
- ヨーガ瞑想法
- 歩行瞑想法
[/list]
それぞれの目的と行い方の詳細な解説があり、1人でもプログラムを組んで実践できるようになっています。
ただし…この「マインドフルネス瞑想法」8週間プログラム、本気で取り組もうとすると結構ハード!
実際にクリニックで行われている1日45分・週6日の実践を推奨しています。
個人でここまでストイックにやるのは難しいですが、短期間で最大限の効果を得たいならば挑戦してみてもいいかもしれません。私は時間が取れず挫折しちゃいました…
もちろん、プログラムの難易度を下げたり上記のエクササイズの中から1つ実践するだけでも意味があります。
[memo title=”MEMO”]
私の場合、呼吸法だけはなるべく毎日続けています。その他のエクササイズは必要を感じたときだけ、じっくり取り組んでいます。
[/memo]
マインドフルネスを深く理解し、より本格的に取り組むならば、この本を選べば間違いありません。
[list class=”stitch-blue”]
- マインドフルネスについて深く学びたい
- 効果的な実践方法を知りたい
[/list]
[ad#co-2]うつ・不安障害を治したい
マインドフルネスは心理療法としても優れた効果があります。
私自身、初めてマインドフルネスを知ったのは心療内科を受診したときでした。
心の病を患うと、負の感情に振り回されてしまうもの。マインドフルネス心理療法では、感情を観察し受け入れる術を身につけていきます。
本書では、10段階のステップでマインドフルネスに取り組みます。
ステップごとにやるべきことが詳しく設定されているのが特徴。「朝7時に起きる」など生活面での目標も含まれます。
ただし理論はかなり省かれているため、マインドフルネスについて学びたい場合は不向きです。
そのぶん実践に重きを置いており、まさに治療に特化した内容。しんどいときでも取り組みやすくなっています。
▼こちらでより詳しく紹介しています
[kanren id=”3138″]
[list class=”stitch-blue”]
- うつ病など心の不調を治したい
- 実践を重視したい
[/list]
[ad#co-2]まとめ
マインドフルネスは、本を読んで終わりではありません。実践して、生活にその要素を取り入れて初めて効果を発揮するものです。
ぜひ1冊手に取って、自分に合ったものを取り入れてみてくださいね。
それでは、あおい( @aoironote16)でした!
今回の4冊はこちら
関連記事
[kanren id=”5529″]
[kanren id=”5508″]