私は、人に何かを伝えるのがとても苦手です。
こうして文章を書くときも、言いたいことはあるのにどう伝えればいいかわからない!と悩むことがしばしば。
しかしついに、私に足りないものがわかったんです。
それは「問い」。
「なぜ素敵だと思ったのだろう?」「どうして今イラっとしたのだろう?」と考えることが必要だったのです。
いつも自分の中だけで完結してしまって、伝えるために考えるということをしてこなかった私。
今回は、そんな私が気付いた「自分の考えを言葉にする方法」をお届けします!
自分の考えを言葉にできない
私は自分の考えを発信することが苦手です。
なぜなら、考えていることはあってもそれをどう人に伝えていいかわからないから。
例えば、ある本を読んで「とてもおもしろかった!」と思ったとします。
でも、それをどう人に伝えればいいかがわからないのです。
自分の中におもしろかったという感情が強くあっても、それをいざ言葉として外に出そうとすると自分の考えがはっきりしないんです。
自分の中で完結していることに気づく
なぜ考えがはっきりしないのか?
それは自己完結してしまっていたからです。
今まで、自分の考えを人に伝える機会がほとんどありませんでした。
しかし、ブログを書くようになって「言葉にならない思い」を意識するようになったんです。
強い思いはあるのにそれを言葉にはできない。
とてももどかしかったです。
「問い」を持つことで伝わる形に
そんな風にもやもやと悩んでいた時にふとある本を手にします。
それが、山田ズーニーさんの『伝わる・揺さぶる!文章を書く』。
こちらの本にはこう書かれています。
言葉にならない心の引っかかり、胸のもやもやは、意見の種だがそのままではいつか消えてしまう。
(中略)
自分で「問い」を立て、自分で「答え」を出す、さらに、その答えに、新しい問いを立てる。問い→答え→問い→答えを繰り返していくことで、考えは前に進む。
なるほど。
私に足りていなかったのは「問い」なんだ!
「なぜ?」と掘り下げていくことで、私が本当に伝えたいことが見えてくるはず。
試しにちょっと考えてみました。
私はウインカーを出さない車にとてもイライラするんですよ。
そのままだと「それがどうした」で終わりますが、これが意見の種になりそう。
Q.なぜウインカーを出さない車にイライラするのか?
A.ウインカーを出さないと進行方向がわからず危険だから。
つまり私は「ウインカーを出さないのは危険だ!」という意見を持っているということです。
「ウインカーを出さない車にイライラする」という思いだけでは話のネタにもなりませんが、問いを立てて考えを進めてみたところ意見を発見することができたというわけです。
人に伝えたいことを考える習慣をつけよう
自分の考えを人に伝えたいならば、普段から伝えるという意識を持つ必要があるのかもしれません。
特に感情が動いたとき、「なぜ嬉しいと感じたのか?」「なぜ涙が出てくるのか?」と問うことで自分の意見を見つけることができるのです。
そうして見つかった意見は、人に伝わる形をしています。
伝えたいなら「問い」を立てる。
この習慣をつけていきたいです。
まとめ
- 「問い」を立てて意見を見つけよう
今回は、自分の考えを言葉にする方法を見てきました。
ぜひ試してみてくださいね。
それでは!