毎年手帳を買うものの、何を書き込めばいいかわからなくて空白が目立つ。そんな経験はありませんか?
私もつい最近まで、手帳をうまく使いこなせていませんでした。予定も少ないため、特に書くべきことが思いつかず…
しかし手帳の使い方は「スケジュールを書くだけ」じゃないことに気づき、今ではいろんなことをガシガシ記入しています。
ということで、手帳に書いておくと便利なことをスケジュール以外でまとめてみました。
書くと便利な「未来」の予定
手帳は基本的に「未来のことを管理するツール」だと思っています。手帳を使うことで、生活がより便利になるんです。
そのためには、歯医者の予約とか友人との約束など「時間の決まっている予定」だけを書くのではもったいない!
- TODOリスト
- 発売日
- 記念日
- 献立
- 買い物メモ
スケジュール以外のことも書き込めば、生活がうまく回ります!
TODOリスト
- 近々、銀行に行かなくちゃ
- 来週、衣替えをしたい
- 洗剤がなくなるからドラッグストアに行こう
大事な予定がないときでも、こんなちょっとした用事は頭の中にたくさんあるのではないでしょうか。まずは、これを手帳に書いてみることをおすすめします。
月間・週間ページの余白にリストアップしたり、実行したい日が決まっているなら当日の欄に書き込めばOK。
例えば、私はこんな小さなことも書き出すようにしています。
- 美容院の予約をする
- シーツを洗濯する
- 前髪を切る
些細なことでも、手帳に書いておくと取りこぼす心配なし。覚えておかなくていいので頭もスッキリします。
どんなに細かくても、用事は用事。なるべく書き出して可視化することで、「予定がないのになぜか忙しい…」という事態を解決できます。
「時間の決まった大事な予定」と「やりたいこと」を区別したいならば、ペンの色を変えてみる!
また、「やらなきゃいけないこと」以外に「やりたいこと」も書くべし。
時間があるときにしようと思っている楽しみなことって、ついつい後回しになったりしませんか?
手帳に書いて目に入るようにしておくことで、時間ができたときに取り掛かりやすくなります。
それに、やらなきゃいけないことばかり書いてあったら手帳を開くのがイヤになってきちゃいます。わくわくするような、自分がやりたいことも大切に!
発売日・イベント情報
- 楽しみにしているマンガの新刊発売日
- 毎月買っている雑誌の発売日
- 好きなお店のセール期間
- 気になるイベントの開催期間
このような発売日やイベントの情報も、記入しておくとかなり便利。
というのも、本の発売日を書いておけば本屋さんに行く予定を立てやすくなります。
セール期間を書いておけば、その期間内で都合のいい日を見つけて買い物に行く予定を立てることができます。
実際に行くことを決めたわけじゃなくても、参考としてメモすればOK。
このような発売日やセール情報などは行動予定に直結するので、ぜひ書いておくべし!
記念日
- 家族や友人の誕生日
- 結婚記念日
このような、大切な日も手帳に書き込んでいます。
実は「記念日は忘れないからわざわざ書く必要はない」と思っていたのですが、最近考えを改めました。
手帳に記入しておくと事前に目に入るので、お祝いの準備に以前より早く取り掛かれるようになったんです。
当日が近づいて思い出し、慌ててプレゼントを考えるという自体も避けられます。
献立
毎晩「今日は何を作ろう?」と考えるのは大変。主婦である私は、一週間の献立をある程度考えて、手帳に書いています。
月曜日にスーパーに行ったら買ったもので作れる料理をリストアップしておきます。
一度まとめて考えておけば、いざ夕食を作るとき手帳を見ればOKなので楽ちん。
自炊している方はぜひやってみてください!
▼献立の立て方はこちらで詳しく解説
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買い物メモ
買い物メモは手帳と別で持つ場合が多いはず。でも、手帳と一元化してしまうという手もあるんです。
手帳に直接書き込んでもいいですが、私は大きめの付箋に買い物リストを書いて手帳に貼っています。
お店に行ったら付箋だけを持って買い物できるので便利!
付箋は買い物に行きたい日に貼っておけば、お店へ行くのを忘れることも買い忘れることもありません。
また、いつも手元にある手帳なら、書いたいものを思いついたときにすぐメモできるという利点も。
意外と役立つ「過去」の記録
手帳を使って生活を上手に回すためには、実は過去の記録も役に立ちます。
というのも、過去の振り返りができるので生活をどんどん改善していくことができるのです。
また、過去の実績を残しておくことは自信にもつながります。
うまくいかないとき、手帳を振り返って「こんなにがんばってきたから大丈夫!」と思えることも。
私が手帳に書いている過去のことはこんな感じ。
- 家計簿
- 日記
- 健康記録
手帳に過去の記録を残しておくと意外と役に立ちます!
家計簿
家計簿が続かない、という方は手帳に簡単に書いておくのがおすすめです。
その日の欄に買ったものと金額をメモするだけでOK!
そして1週間もしくは1か月に一度集計をすれば、家計を把握することができます。
また、市販の家計簿って「費目が初めから決まっていて自分に合わない!」ということもありますよね。
手帳なら費目なんて気にせず書き込めるのもいいところなのです。
日記
はりきって「日記を書こう!」と日記帳を用意しても、なかなか続かなかった私。
しかし、手帳をそのまま日記と兼用してみたところいい感じに続いています。
手帳には予定が書いていあるので、そのままでも大体どんな日だったかわかりますよね。
そこにひと言を追記するだけで、日記として充分機能するんです。
以下のような、自分にとってプラスの出来事や感情を書き留めておくのがおすすめ。
- 今日を一言で表すなら
- 嬉しかったこと
- 印象的だったこと
逆に、あまりよくない出来事は書かないほうがいいかも。
日記というと腰を据えてしっかり文章を書くイメージが強いですが、そうじゃなくても大丈夫。
1日の終わりに一言、「家族でお寿司を食べに行って幸せ」など書いておくだけで立派な日記になります。
私が感じている日記を書くことのメリットは、1日の振り返りができることです。
夜に今日あったことを思い出して整理し、目に見える形で書くことでなんとなくすっきりするんですよね。
もちろん、書いたものを後から振り返るのも楽しいですよ。
「あの時はこんなことを考えていたんだなあ…」と過去の自分を知ることができます。
健康記録
最近「書いていてよかった!」と思ったのが健康記録です。
ここ数日、なんだか体調が悪いなあと思っていたとき、ふとちょうど1年前の手帳を見てみました。
するとその頃も不調だった様子。
どうやら私は冬から春への季節の変わり目に体調を崩しやすいみたい、ということがわかりました。
このように、健康状態を記録しておくと自分の体調を知ることができます。
- 季節の変わり目の気温差に弱い
- 会議のある毎週水曜日はお腹が痛くなりやすい
など、体調変化の傾向をつかめるので前もって対策できることも。
ちなみに、書いておいたら便利だった項目は以下の3つ。
- 体重・体脂肪
- 食べたもの
- 不調の症状
体重や食べたものは、食べすぎや運動不足にも気づけます。
私は不調なときは1番に食欲がなくなるので、食事内容を書いておくと元気の度合いがわかりました。
体調が悪いときはその症状をメモしておくと、病院に行くときなどに役立つことも。
いつからその症状が続いていたか聞かれたりもしますしね。
このように、私はスケジュール以外にもたくさんのことを手帳に書いています。
とりあえず何でも手帳に書いておけば、手帳を見れば何とかなるので楽ですよ!
手帳に何を書くか迷ったら
私が実際に書いていることを具体的に紹介してきました。
しかし、生活スタイルは人それぞれなのでこれらの項目を全部書く必要はもちろんありません。
「手帳に何を書こう?」と迷ってしまったら、こんなことを思い出してみてください。
「書いちゃいけないこと」はない
あなたの手帳は、あなただけのもの。
何を書くかに決まりはなく、完全に自由です。
だから「書いちゃいけないこと」なんてありません!
書いておいたら便利かな?と思ったらとりあえず書いちゃいましょう。
逆に「書かなきゃいけないこと」もあなた次第。
もちろん手帳ですから予定だけは書き洩らしてはいけませんが、書いてみたけど必要ないなと思ったことは書くのをやめればいいのです。
まずはメモから始めてみよう
「そうはいっても、何が自分にとって必要な情報かわからない…」
そんなときはまずメモするところから始めましょう。
- テレビで気になるお店を紹介していた⇒そのお店の名前をメモ
- 雑誌で作ってみたい料理を見つけた⇒そのレシピをメモ
気になるアンテナに引っかかった情報をとりあえずメモしていくと、自然と自分に必要な情報が集まっていきます。
私が今回挙げたように項目を固定しなくても、どんどんメモしていけばOK!
▼手帳がうまく使えないという方は、ぜひこの記事も読んでみてください。
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まとめ
- 未来と過去を記録した手帳で生活を便利にしよう
- 手帳に「書いちゃいけないこと」はない、何でも書こう
- まずはメモから始めてみよう
私は、手帳は第2の脳だと思って使っています。
頭では覚えきれないことを記憶してくれる頼れる相棒、それが手帳なのです。
そう考えると、「何を書けばいいの?」という悩みは解消するんじゃないかなと思っています。
手帳と良きパートナーになってみてくださいね。
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