心療内科に通い始めて約3年になります、あおい(@aoironote16)です。
精神科や心療内科への受診を考えるとき、初めてだととても不安ですよね。
ほかの病院と比べてあまり身近ではありませんし、なんとなく怖いというイメージを持つ方も多いのではないでしょうか。
私も、初めて心療内科へ行くと決めたときはとってもドキドキしました。
しかし、いざ行ってみると自分に必要な治療を受けることができ、受診してよかったと思っています。
そんな「心療内科に行きたいけど勇気が出ない」という方に向けて、私なりに初めて受診する際のポイントをまとめてみました。
[say name=”あおい” img=”https://bluelog-note.com/wp-content/uploads/2018/02/IMG-5149.jpg”]頭が痛ければ内科に、ニキビができたら皮膚科に行くように、心の不調があれば心療内科に行くべし![/say]
心療内科に行く基準とは
心療内科の受診を考えたとき、「果たしてこの症状で行っていいのか?」と躊躇してしまうことも。
もし行くべきか悩んだら、次の2つの基準を参考にしてみてください。
- 辛い症状があるとき
- 人に受診をすすめられたとき
どちらか1つでも当てはまれば、心療内科を受診することをおすすめします。
では、それぞれ詳しく説明しますね。
辛い症状があるとき
なにか辛い症状が続いているときは、体がSOSのサインを出しているのかもしれません。
- 食欲がない
- よく眠れない
- 憂鬱な気分が続く
- なぜか涙が出る
など、心や体に不調を感じたら心療内科を受診するのがいいでしょう。
ストレスは、憂鬱さなど心の不調だけでなく上記のような体の不調として出てくることも。
まずは内科などで体の病気かどうか診てもらい、原因不明な場合は心の不調を疑ってみましょう。
[say name=”あおい” img=”https://bluelog-note.com/wp-content/uploads/2018/02/IMG-5149.jpg”]私の場合はまず食欲がなくなり、内科に行ったところ心療内科への受診をすすめられました。[/say]
人に受診をすすめられたとき
心の病は自覚がないまま進行していくこともあります。
自分ではいつも通りだと思っていても、周りの人が「調子が悪そう」と気づいてくれることも。
もし心療内科への受診をすすめられたら、1度立ち止まってみましょう。
周りの声は意外と大事です。
自分のことは自分が1番わかっているとは限らないので、もし家族や友人に指摘されたら受診を考えてみては。
私の場合も、受診をすすめてくれたのは家族でした。
[say name=”あおい” img=”https://bluelog-note.com/wp-content/uploads/2018/02/IMG-5149.jpg”]本当は乗り気ではありませんでしたが、今ではその助言を聞き入れて本当に良かったと思っています。[/say]
心療内科の選び方
いざ心療内科を受診しよう!と調べてみると、意外とたくさん病院があって驚くかもしれません。
正直、病院選びはもっとも難しいところです。
病院は口コミも少ないですし、行ってみないとどんな雰囲気かはわからないことがほとんど。
通いやすい場所を選ぶ
まずは、立地から選ぶ病院を絞っていきましょう。
心や体に不調があるときには家から遠いところはしんどいかもしれません。
最初はなるべく、家もしくは職場から通いやすい範囲で探してみることをおすすめします。
ホームページを見る
立地からある程度行きたいところが絞れたら、その病院のホームページを見てみます。
そして、どんな症状や病気に対応しているかをチェックしましょう。
ひとくちに心療内科と言っても、先生によって得意分野は異なります。
なんとなくでいいので調べておくと安心ですよ。
[memo title=”MEMO”]
心が原因で起こる不調の症状は人それぞれ違います。
ホームページにぴったり当てはまる症状が書いていなくても、受診して大丈夫。
あくまで参考程度に見てみてくださいね。
[/memo]
診療方針も確認しておくと安心です。
- 漢方を使った治療をしている
- 心理療法が得意
- 女性のみ受診可能な曜日がある
など、自分の希望にある程度そっているかも事前に確認することができます。
合わなかったら他の病院へ
いざ受診してみて、違和感を感じることもあります。
- 話をちゃんと聞いてもらえなかった
- 薬をたくさん出された
- 先生と合わなかった
など、診察内容に不満が残る場合も。
内科などでも、どうも合わない先生にあたることってありますよね。
ましてや心の問題に関しては、ピッタリくる先生ばかりとは限りません。
そんなときは遠慮なく病院を変えて大丈夫。
もちろんある程度の妥協は必要ですが、「あの病院にもう1度行くのはしんどい…」と感じたら他の病院に行ってみるのも手です。
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心療内科選びはこんな感じで、
- 調べる
- 行ってみる
を何度か繰り返すことになります。
最初に行った病院ですべてが決まってしまうわけではないので、まずは症状を相談しに訪れてみましょう。
[say name=”あおい” img=”https://bluelog-note.com/wp-content/uploads/2018/02/IMG-5149.jpg”]私は3件目の病院でいい先生に巡り合うことができ、治療に専念することができました。[/say]
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初診の前に準備すること
心療内科を受診する前にするべきことがいくつかあります。
以下の手順で準備をしておきましょう。
- 予約の電話をする
- 症状をまとめておく
- 必要な持ち物を用意する
少しでも準備をしておくと、診察でしっかり診てもらえますよ。
①予約の電話をする
心療内科は予約が必要な場合がほとんど。
まずは電話などで診察の予約を取っておきましょう。
初診の場合はある程度まとまった時間が必要となります。
そのため、少し先でないと予約が取れないこともあるのでご注意を!
②症状をまとめておく
病院に行く日までに、診察で先生に聞いてほしいことをまとめておきます。
どんな症状があるかを具体的に説明できるようにしておくべし。
心療内科の診察時間は、初診でも意外と短いです。
時間内に伝えたいことをしっかり言い切れるように、事前にまとめておきましょう。
紙に書いておくのがおすすめで、先生の前でその紙を見ながらしゃべっても全然OK。
自分の症状を正しく伝えることが1番大事です。
③必要な持ち物を用意する
予約時に必要なものを教えてくれるはずなので、忘れずに持って行きましょう。
- 保険証
- お薬手帳
- 症状をまとめた紙
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これで準備は完了です。
1番大事なのは、言いたいことをまとめておくこと!
症状は言わなければ伝わりません。
ましてや調子が悪いときはなかなか思うようにしゃべれないので、準備は必須ですよ。
心療内科が怖い・不安な方へ
心療内科には、どうしても「怖い」「不安」というイメージがつきもの。
受診を考えているけどなかなか一歩が踏み出せない、そんな方に私の経験を少しお話してみます。
プライバシーが配慮されていることが多い
心療内科によっては、ちゃんとプライバシーが配慮されていることも多いです。
渡されたカードの番号で呼ぶことで名前を他の人に聞かれなかったり、待合室が比較的ゆったり作られていたり。
内科などほかの科と比べると、内装がきれいで落ち着く雰囲気だったりもします。
必要以上に身構える必要はない
心療内科に行くことは特別なことではありません。
体と同じように、心も調子を崩すことは誰しもあります。
そんなときに心療内科で診察を受けることは至極当たり前のことなのです。
合う病院がすぐに見つからないこともありますが、それはほかの科でも同じこと。
よく「うつ病は心の風邪」なんていいますが、そんな気持ちで受診してみて大丈夫。
[say name=”あおい” img=”https://bluelog-note.com/wp-content/uploads/2018/02/IMG-5149.jpg”]本当は風邪なんて優しいもんじゃないと思いますが、それについては割愛します[/say]
私だけでなく周りにも、心療内科に通っている人を知っています。
心の不調はそれだけ身近なもので、あまり身構えず風邪をひいたときのように心療内科を受診してみてはどうでしょうか。
まとめ
- 症状に合った病院選びを
- 合わなければ病院を変えてもOK
- 伝えたいことを事前にまとめておこう
- まずは気軽に行ってみよう
不調を感じているけれど、心療内科を受診する勇気が出ない方はたくさんいるはず。
もっと気軽に心療内科に行って、症状が軽いうちにしっかり治療できる方が増えればいいなと思っています。
この記事で、少しでも心療内科に行くハードルが下がれば幸いです。
それでは、あおい(@aoironote16)でした!
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