【東広島】「仙石庭園」の美しい庭と石の世界に感動。ゆったりした時間が流れる素敵な空間でした

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よく晴れた秋の休日、東広島市高屋町にある日本庭園「仙石庭園」を訪れました。

「石がたくさんある」程度の前情報でふらっと行ってみたんですが…そこには想像を超えた素敵な空間が広がっていました。

石に興味がなくても楽しめる(もはや好きになる)、石への愛が溢れる庭園です。

石だけでなく庭園としての完成度も高い仙石庭園を、写真多めで紹介します。

[say name=”あおい” img=”https://bluelog-note.com/wp-content/uploads/2018/10/58A98AB5-A365-4392-9274-DA65732AC9A2.png”] どこを切り取っても絵になるから、カメラのバッテリーが切れるまで撮影を楽しめた![/say]

目次

日本庭園「仙石庭園」について

まずは、仙石庭園の概要を少しだけ。

苑主は東広島市在住の医師、山名征三氏。仙石庭園は、苑主が20年かけて集めた石を配置して、自ら企画・設計・施工した庭園です。

広さは6,000坪ほど。全国の奇石・巨石・銘石が揃い「石の総合博物館」とも称しています。

大名庭園形式をとる、全国でも類を見ない石庭とのこと。

[sanko href=”https://senseki.org” title=”広島の日本庭園 仙石庭園” site=”公式HP” target=”_blank”]

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仙石庭園をゆったり散策

では、ここからは写真とともに園内散策の様子と見所を。

駐車場から入り口へ向かうとすぐ、入場ゲートが現れます。

仙石庭園の入園料は大人700円。券売機で使えるのは1000円札のみ(小銭は入れられない)ため、人数分のお札を用意しておくべし。

チケットを購入してゲートを通過したら、いざ園内へ。

入ってすぐ 目に入る大きな池。周りの木々もきれいに刈り込まれており、その美しさに期待が膨らみます。

まず最初に来場者を迎えてくれるのが、木々に囲まれたこの小道。

今回はちょうど紅葉シーズンに訪れましたが、これが大正解でした。モミジの木が多く植えられており、小道は絶好の紅葉スポットになってるんです。

さらにこの日は快晴で、青空とのコントラストも最高。きらきら光る木漏れ日がきれいで、初っ端からすっかり魅了されちゃいました。

これは、紅葉をゆったり満喫できる超穴場スポットを見つけてしまったかも…!

土曜日の午前中に訪れましたが、ご覧の通り人は少なめ。お陰で周りを気にせずパシャパシャ撮りまくれました。穴場すぎる。

園内のいたるところに配置されている、ここの主役である石たち。

大きさや色、形は実に様々。同じ「石」とはいえ、ここまで表情がちがうものなんだな…と驚かされます。

自分の背丈より大きい石も多く、存在感に圧倒されたり。

それぞれの石に名前や出身地が書かれた札が添えられており、石へのこだわりもひしひしと感じられます。

「これは仁淀川から来たのか」とか「亀甲石、確かに亀の甲羅にそっくりだ」とか、札にある情報のおかげでさらに楽しく見れました。

わたしのお気に入りは、この「珊瑚石」。まず独特の造形に目を奪われ、近づいてその名前に納得しちゃいました。

確かに、その形や色合いは珊瑚のよう。この複雑な形が自然に作られたと思うと、なんだか不思議に感じます。

園内のいたるところにベンチや東屋が設置されていたのも印象的でした。

きっと造園主の「庭園をじっくり楽しんでほしい」という意図があるのかな。

また、入り口に「食べ物の持ち込みOK」の表記があったので、庭園を眺めながらゆったり弁当やお茶なんてこともできる。最高じゃん…!

わたしたちも、この池の側にあるベンチに座って休憩してみました。美しい木々や池を前に流れる、ゆったりとした空気に癒される〜。なんとも贅沢な時間でした。

ただ1つだけ戸惑ったのは、この際に園内の自販機で買った缶コーヒー。「あったか〜い」と書かれていたのに、出てきたのはつめた〜いものでした…なぜ。笑

庭園を見守るようにどーんと構える仙石富士。麓まで近づくことができます(もちろん登頂は禁止)。

見頃を迎えていたモミジやイチョウの木。

奥へ進むと、なんと滝が出現。高さ15mもあるこの仙神大滝は庭園のために作られたものらしく、近くで見るとなかなか迫力があります。

紅葉と組み合わさって、この写真だけ見るともはや本物みたい。すごい。

園内には順路を示す看板が要所に立てられており、迷わず全体を見て回ることができました。

庭園はかなり広いものの、高低差があったりして見所がギュッと詰まっている印象。全て歩いて回っても、距離的にはちょうどよいと感じました。

というか、規模に対して見所が多く、進むペースはゆっくりになるんです。時間をかけて見て回り「あれ、これだけしか進んでない」なんて感じでした…笑

石から生えていた、ど根性モミジ。親指ほどのサイズからどこまで大きく育つだろう。

順路の終盤にある、苑主の石に対する情熱がよくわかる石碑。

人は何故石に魅かれるのか

悠久・不動・ 不変が人々の心に

安寧をもたらす故か

石と対座することで

未来永劫を生きる力を得る故か

あ、アツい…!

石への愛が強烈に伝わってきます。庭園のクオリティの高さにも納得。

秋なのに桜らしき花も。知らなかったけれど、この時期に咲く品種もあるんだそう。ちょっと得した気分。

園内を一周して入り口付近へ戻ってくると、枯山水を発見。日本庭園、石、と来れば確かにマストですよね。

仙石庭園のアクセス・駐車場

住所 広島県東広島市高屋町高屋堀1398
駐車場 100台
開園時間 9:00~17:00(年末年始を除く)
料金 一般700円(中学生以下無料)
電話番号 0824343360

まとめ

そんな感じで、大満足だった仙石庭園でした。きっと東広島の新たな名所になるはず。

入園料700円はちょっと高い…なんて思ってたけど適正価格でした、すみません。これだけの広さでちゃんと手入れが行き届いていて、本当にすごい。

次は、桜や新緑の時期にも来てみたいな。

雨の日も石が美しく見えておすすめと書かれてたから、天気の悪い日の景色も気になります。

それでは、あおい( @aoironote16)でした!

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この記事を書いた人

1994年生まれ。夫と犬との2人+1匹暮らし。手帳を使って生活をラクにする方法を考えるのが趣味。暮らしを「好き」でいっぱいにしたい。詳しいプロフィールはこちら

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