ライフログというものをご存知でしょうか。
自分の体験したことや感じたことなどをノートなどに残しておくことです。
私もやってみたいと思い、いろんな方法を試してきました。
どんなノートに書くのか、どうやって書くのか…など試行錯誤していたのですが、なかなか続かず。
そんなとき、Emiさんの『マイノートのつくりかた』という本を書店で目にしました。
帯には「マイノートとは、好き!を集めた自分の雑誌」と書かれています。
これだ!と思い早速手に取りレジへ。
家に帰って読み込んでみたところ、マイノートってとっても楽しそう!
家にあるノートを使って試してみました。
というわけで、
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- 『マイノートのつくりかた』レビュー
- 実際にマイノートを作ってみた感想
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を書いてみます。
マイノートに興味がある方の参考になれば幸いです。
「マイノート」って?
マイノートとは、整理収納アドバイザーであるEmiさんが13年間続けているというノートです。
一冊のノートに、時系列で気になったものを書いていくというもの。
ジャンル分けはせず、ファッションのことも家事のことも、すべて一冊のノートに書いていきます。
マイノートは、「大きな夢を叶える!」ためのノートではありません。
ちょっと落ち込んだときに見返して、私もけっこう毎日がんばってるな!と思えるノート。
つまり、「自分らしさを知り、自信を持つためのツール」です。
『マイノートのつくりかた』より
好きを集めた「自分の雑誌」
このように、自分の心にとまったものを時系列ですべて書き留めることで、そのノートはあなたの「好き」がつまったものになります。
そしてそのノートを見返すことは、自分を知ることにつながります。
基本は「書く」「貼る」の2ステップ
自分の「好き」を一冊のノートに集める方法は2つ。
- 書く
- 貼る
気になった出来事を「書く」、雑誌の切り抜きを「貼る」。
この2つであなただけのノートを作っていきましょう。
A5サイズがおすすめ
本書では、マイノートにはA5サイズのノートを使うことをおすすめしています。
なぜかというと、持ち運びやすく切ったものも貼りやすいちょうどいい大きさだから。
家に置いておく方はもう一回り大きいB6サイズでも大丈夫です。
しかし私は、実際に使ってみた結果A5サイズだと持ち歩くのに不便だと感じました。
なので現在はスマホほどの大きさのノートを使っています。
詳しくは後ほど!
こんな方におすすめ!
自分に自信が持てない方
マイノートを作ることで、自分がどんなことに興味があるのか自然とわかります。
そうすると「してみたいな」と思っていたことが浮き彫りになって実行に移せたりします。
また、ノートに日々のことを書くことで自分の頑張りも可視化されます。
「自分に自信がない…」という方は自分のことを知らないだけ。
マイノートを作ることで自分を知る第一歩を踏み出せるかも!
時間を上手に使いたい方
毎日忙しくて時間がない!という方は、マイノートで自分と向き合う時間をとってみましょう。
そうすると、実は無駄になっていた時間がわかるかもしれません。
また、時短アイデアをメモしたり、スケジュールを書き出してみることで日々の生活の効率化にもつながります。
会話のネタに困ることが多い方
日常の中でちょっとおもしろいことがあったとき、マイノートにメモしておきましょう。
あなただけの会話のネタ帳にもマイノートはなっちゃいます。
私も、日々くすっと笑えることは結構あるのに、すぐに忘れてしまうんですよね…
些細な幸せを残しておきたいという気持ちがあるので、そんな場合にもマイノートは役立ちそうです。
[ad#co-2]『情報は1冊のノートにまとめなさい』と似ている?
さて、先日『マイノートのつくりかた』は『情報は1冊のノートにまとめなさい』に似ているとの声をちらりと耳にしました。
『情報は1冊のノートにまとめなさい』とは奥野宣之さんの著書です。
大まかにいえば、1冊のノートに時系列でライフログをつけてこう、という内容。
- 1冊のノートにすべてまとめる
- 時系列で書く
など、この2冊には共通点も多いように思います。
しかし、この2つはやはり違うものであると私は感じました。
というわけで違いを挙げてみますね!
『マイノート~』は「好き」を集める
マイノートの目的は「自分の雑誌」作り。
自分が興味のあることを集めるノートです。
そのため、起こったことすべてを書く必要はなく、「書いておきたい」と思ったことを中心に残していくという印象です。
『情報は~』は人生のすべてを記録する
対してこちらは「ライフログ」であり、出来事や学んだことなどをなるべくすべて書き留めます。
一見どうでもいいことも書き留めておくことを推奨しています。
どちらのノート術がいいというわけではありません。
常にノートを持ち歩いてすべてを記録する『情報は~』はちょっとハードルが高いかな?と思うので、まずはマイノートを作るのが私のおすすめです。
「好き」や「楽しい」が集まっているノートは見返すのもわくわくしますからね(`・ω・´)
ただし、私の場合は『マイノート』をメインにどちらも参考にしてノートを作っています。
自分に合ったノートの取り方を作ってしまえばいいんです!
▼『情報は1冊のノートにまとめなさい』の関連記事はこちら
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私の「マイノート」
さて、そんな『マイノートのつくりかた』を読んでもちろん私もマイノートを作ろう!と思いました。
というわけで私のマイノートがどんな感じか紹介してみます!
試行錯誤しながら何冊かノートを試してみた結果、今はモレスキンというノートに落ち着いています。
「マイノートを作ってみたい!」という方の参考に少しでもなれば嬉しいです。
campusのA5ノートを使用
まず使いはじめたノートはこちら。
家にA5ノートがなかったので文房具屋さんで1番安いものを買ってきました(笑)
本でおすすめされていた通り、A5サイズのものにしました。
確かにこの大きさなら何かを貼るときにちょうどよさそうです。
最初のころの中身はまだまだ試行錯誤中なのが今見てもよくわかります。
- 9時間寝たのに眠い…眠りの質が悪いのかな?
- 久しぶりに体重を測ったら減っていた!筋トレの成果かも
なんて本当にちょっとしたことを書いています。
トラベラーズノートもいいかも
campusのA5ノートに書いてみて思ったのですが、持ち歩きがちょっと不便…
予定やtodoは別のノートに書くため、マイノートのほかに手帳も持ち歩かなければいけません。
そこで思い出したのがトラベラーズノートです。
これなら複数のノートをまとめて持ち歩けるので、
- マンスリー
- todo
- マイノート
の三冊をセットして持ち歩いたらどうだろう?と企んでいます。
マイノートは自由に自分の好きなノートを使うことも大事だと思うので、トラベラーズノートも試してみたいと思っています♪
現在はモレスキンポケットを使用
【2017.08.09 追記】
そうして試行錯誤してきた結果、気づいたことがあります。
それは、A5サイズは私には大きすぎるということ!
確かに貼りものをするにはピッタリなのですが、持ち物のミニマル化を図っている現在、なるべく荷物をコンパクトにしたいと考えています。
A5は小さなかばんには入らず、コンパクトとは言いがたいんですよね…
自分に合った大きさを選ぶのも続けるポイントです。
そこで、貼りやすい大きさはあきらめることにしました!
現在はモレスキンポケットサイズの無地を使っています。
ちょうどスマホくらいの大きさで持ち歩きやすく、とても気にいっています。
カバーもハードタイプなので、立った状態でもパパッと書き込めます。
ちなみに、無地を選んだのは小さい字でたくさん書きたかったから(笑)
- 読んだ本の感想
- やりたいこと
- 父への誕生日プレゼント候補
- 行きたいところ
などなど、中身はこんな感じに書きまくっています。
書くことに制限はありません。
ひとつの内容ごとに区切り線を入れる方法は、ほんとにわかりやすくなるのでおすすめです。
まとめ
『マイノートのつくりかた』にはより詳しくマイノートについて書かれています。
また、実際にマイノートを書いている方も11名紹介されているので、マイノートがどんなものかイメージしやすいと思います。
マイノートに興味を持った方はぜひ本を手に取ってみてくださいね。
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